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セキュアCD

ここでは、「セキュアCD」 に関する記事を紹介しています。


Teary 7mm MG: ソニーDRMの隠し機能は、オープンソースコードを使いApple社のDRMを付加するものであると発覚した

Teary 7mm MGさんからいただいたトラックバックに有った記事です。
Macユーザーの中には未だに対岸の火事のように思っている人も多いようですが、これを見るとAppleに取ってとんでもない事をやろうとしていますね。
関連する情報としてiTunesの持つDRM(FairPlay)に付いて判りやすく書かれていますから、ご存じない方は是非お読みください。

幸い4.8までのiTunesに対応出来てもそれ以降では動作しないようなので、それほど実害は無いと思いますが、このSony BMGの巻き起こした問題、沈静化するどころかどんどん広がって行ってます。
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おなじみふっかつ!れしのお探しモノげっきさんの所見ていましたら、Sony BMGがばらまいたrootkitに関する情報が載っているBlogが紹介されていました。

Teary 7mm MG: ソニーBMG:悪意のあるソフトウェア特徴比較対照表
Macユーザーの私としては、特に気になるのがMediaMaxの方です。
感染タイトル267枚も表に成っていますので輸入版を買われる方は是非チェックを。
FTL Law - News - Press Release
ポピュラーを殆ど聞かない私でも知っている名前が有りますから、かなり出回ってそうです。

この手のCDもどきですけど、パソコンに入れた時に何をするか商品を見ただけでは判りません。
こんな事が有ると、その辺りを情報公開してもらえないと、とても買う気になれないと思います。

Teary 7mm MG: ソニーDRM rootkit英雄伝説
Teary 7mm MG: MuzzyによるソニーXCP DRMシステム調査報告(12/04更新)
同じ所で紹介されているこれも凄い話ですね。
著作権を侵害して著作権を守る名目のCDもどきを作るとは、何をやろうとしているのですかね、この会社。

それにしても、何か有るたびに「公共性」とか「文化」とか言って騒ぐ日本の大手マスメディアは何故この事をきちんと報道しないのでしょうか?
芸能人のスキャンダルなど報じている暇があったら、このような事をネットを見ないような人にも報道する義務が有ると思うのですが。
ソニーBMGのCD保護対策にセキュリティの懸念噴出--「行き過ぎ」との批判も - CNET Japan

ソニーの音楽CD、ウイルスに悪用される恐れ

ソニーBMG制作のコピー制限付きCDがウイルスに悪用されかねないrootkitをインストールすると有りますので、そのCDをPCで聞いた事の有る人は顧客サポートサービスにアンインストール方法を問い合わせて処理した方がいいでしょう。

まったく、何をやっているんだか。
バック・イン・ザ・CCCD - CloseBox & OpenPod [ITmedia オルタナティブ・ブログ]

what's my scene? ver.7.0さんの記事に有ったので見に行ってみました。
うは、Macに初対応したCCCD登場ですか。
再マウントするとiTunesにリッピング出来たといった良く判らない仕様。
WindowsですとまともにはiTunesに取り込めないのでしょうけど、音質の変化なども気になる所です。
これやるからには、全世界のiTMSに登録してくれるんでしょうね?
そうしないと、iPodで聞く楽しみを奪う事になりますからユーザーの反発を買うだけでなく販売数も落ちる事になります。

東芝EMIのサイトで調べてみました。
Secure CD
FAIR FREEDOM CD/フェアーフリーダムCDの記述を見てもMac非対応の記述しか有りませんね。
購入するユーザーに取って、このままの記述ですと非常に困ります。
Mac用のソフトを入れているならばきちんと検証して明記しないと、ますますCDが売れなく成る事に。
松尾さんの場合再マウントで取り込めていますが、中のドライブやOSの違いによって全く取り込めなかったり、最悪の場合CDを取り出せない状況も考えられますので、私ならば購入をためらいます。

今後Macユーザーも東芝EMIのCCCDを購入する場合注意が必要ですね。
セキュア銀色円盤 (セキュアCD) Part2

あの有名なと言うかドライブ中毒患者ですかこの人CD-R実験室さんのセキュアCD情報Part2を読んでみました。
これまたWinの話なのでMacの方は参考程度に。

このまがい物CD、一応専用ソフトを入れるか入れないか選べるようですが。
「同意する」 「同意しない」 のどちらもクリックしないで、左上の×をクリックして終了、といったことをするだけで、PX-716UF + EAC で正常にリッピングできなくなってしまいます。(つまり、オートランが有効になっていると、その時点でアウト)
オートランにしていると、そのCDもどきを入れた時点で何か変えられてしまう仕様のようです。
しかも、他のソフトに影響を及ぼすので、対処に自信のない方はPCに入れない方がいいです。

音楽を聞こうとしただけなのに、同意もなく何かPCに仕込まれてしまうとは。
どこに向かっているのでしょうか、この会社は。
またしてもコピーコントロール銀色円盤が登場 ? セキュア銀色円盤 (CDS300)

東芝EMIが発売したセキュアCDをあの有名なというか殆ど病気でしょCD-R実験室さんが検証しています。
Winの話なのでMacオンリーの人には判りにくいかもしれませんが、Exact Audio Copyで簡単に吸い出せるようです。
付属ソフトをインストールした状態でリッピングしたWAVEファイルは、聞いてみるとあきらかに元の音と違い、とても聴けたものではありません。(音質が悪いいとかではなく、完全に別の音になってしまう)
こんな事されて、作った人達は何とも思っていないのでしょうか。
この時期にこんな物を投入する意図が分かりませんね。
ちょびっと試される。 - 東芝 EMI で「セキュアCD」の“説明”ページ、しかし肝心のことには触れず
musiclover blog - 東芝EMI"セキュアCDについて"公開
Secure CD

東芝EMIが採用するセキュアCDの情報です。
MacintoshどころかWin XP(x64)にも非対応。
iTunes、MAGIQLIP2、SonicStage非対応。
WMA DRM対応機種に転送可能ですから、iPod非対応。

こんな物、誰が買うんでしょうか?
私にとっては、無いに等しい物ですね。
欲しいCDが有ったとしてもこれで制作していたら無かった事にします。
セキュアCDは、パソコンで音楽CDをご使用いただく際の、商品に関わる著作権の保護と、ユーザーの皆様の使い勝手の向上を考慮した商品です。
この文面、ジョークとしても笑えません。
表示としては、外装裏面に「パソコンでのご使用には制約があります」だけみたいです。
今後購入される方は、前面だけ見ると判らないと思いますので注意が必要です。

とりあえず、私的にはボイコット。