文化庁・JASRAC

ここでは、「文化庁・JASRAC」 に関する記事を紹介しています。


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「知的財産推進計画2007」の見直しに関する意見募集

内容はリンクされている「知的財産推進計画2007」を見ると判りますが、非常に多岐に渡っているに関わらず期限が4月3日(木)午後5時までと短期間です。
あまりに内容が多すぎるので、取りあえず気になる所を上げておきます。

  • PDF81ページ 「著作権における親告罪を見直す」
    権利者が訴えなくても警察が著作権侵害を独自に取り締まれる事に(コミケとかに警察が踏み込めばどうなりますか)

  • PDF108ページ 「違法複製されたコンテンツの個人による複製問題を解決する」
    違法複製物をダウンロードしただけで違法になります(ニコニコ動画など見ただけで違法)

  • PDF109ページ 「私的録音録画補償金制度の見直しについて結論を得る」
    iPodやHDD、携帯電話、カーナビまでもから補償金を取ろうとしてる(しかも集めた補償金の全額を権利者に配っている訳ではない)

  • PDF112ページ 「利用とのバランスに留意しつつ適正な保護を行う国内制度を整備する」
    ミッキーマウスと共に永遠に伸び続けるんじゃないかと思う著作権の期間延長問題(おじいちゃんが売れっ子作家なら孫は一生仕事しなくても暮らせていいの?)

後は、114ページに書籍、雑誌、CDなどの再販制度の問題が有ったり、内容が膨大過ぎて全部読むのは大変だと思いますが、これらに言いたい事が有る方は是非ともメールを送ってください。

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クリプトン・フューチャー・メディアに聞く(4) 最終回:JASRACモデルの限界を超えて――「初音ミク」という“創作の実験” - ITmedia News
だがJASRACに信託すると、2次利用の連鎖が生み出した創作のサイクルが止まる。信託楽曲になった「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」は、カラオケや着うたになった代わりに、ミク楽曲配信ブログパーツ「ふるみっくプレーヤー」から消え、ミク曲のまとめサイトから歌詞や動画が消えた。

初音ミクから生まれたオリジナル曲のネットでの広がり。
それがJASRACに登録された途端、止まるどころか消し去られてしまう事に成ります。
逆に言えば、JASRACが自分達の管理する曲をネット上から排除し続けているからこそ、初音ミクが歌う曲がより皆に使われ、聴かれる事に成っているとも言える訳です。

それが判っているからこそクリプトンの伊藤さんはBlogの中で。

着うた配信の経緯(2):メディアファージ事業部 ブログ
まず弊社自身がJASRAC登録を行うということは「あり得ない」です。権力に迎合する姿勢は弊社のポリシーに合いませんし、そんなことをすればどんな混乱が待っているか良く理解しています。
このような見解を書いていらっしゃいます。

勿論自分で作った音楽が、誰でもどんな場合でも無料で利用出来るならば、世の中に広まる可能性は高くなっても職業としては成り立ちません。
しかしJASRAC登録曲と言えども、直接お金を払わなくても耳にする場面はいくらでもあります。
他の誰かが払っている場合も有りますが、自分達の曲の宣伝の為利益を度外視している事も有るでしょうし、中には著作権の権利を差し出してまでTVで放映して貰う新人歌手とかが居ると聞きます。

そんな事をするくらいなら、ある程度の基準を作ってネットで無料使用を認めたりすれば皆に知ってもらえて良いのではと思いますけど、そのような事をJASRACに登録してしまうと出来なくなってしまうのです。
しかも、自分の友人や親類縁者にいくら頼まれようとネット上で無料使用は出来ませんし、自分で作った曲を自分でもネット上で使用出来ないなどと、全く訳の判らない事態も発生する始末。

それを嫌ってかゲーム内で使われる曲などはJASRACに管理委託しないケースも多く見かけられますが、まだまだ通常のCD発売されるような曲はJASRACがほぼ独占状態ですから、他の著作権を管理する所がもっと大きくなって競争原理が働かないと、いつまでたっても日本のネットにはメジャーな人の曲は流れない事に成るのでしょうね。

Anime Todayでは日本語の曲が流れるのにストリームでは一切流れない。
こんな状況を初音ミクに少しでも変える手助けをして欲しいと思いますが、ちょっと荷が重いでしょうか。

kajougenron: 文化庁レベル低すぎ!

またやってしまいましたね、文化庁。
何をやったか詳しい事はリンク先でお読みいただくとして、最後の文面だけ引用します。
 とにかく、頭が悪く品性が悪い話です。検閲やりたいのなら、ちゃんと正面切ってやってほしいものです。そのほうがまだいい。原稿料はもらえなかったけど、文化庁とかクール・ジャパンのレベルが見えたということで、社会的な使命は果たせたのかもしれません。僕たちが住んでいるのは、こんな国ですよ。
よくこんな事で著作権など仕切っていますね。
文化庁の著作権サイトが知的財産権侵害? Mac OS Xのアイコン画像盗用か
これ、Macユーザーはみんな覚えてますよ。
アップルのパブコメじゃないけど、著作権行政をこんな所に任せて良いのでしょうか。
日本の多くのマスコミは、再販制度や著作権などにより多くの利益を得ている為か、JASRACなどの権利者団体側の主張ばかり載せたがるので、首相官邸ホームページ知的財産推進計画2007の策定に3月に行われた「知的財産推進計画2006」の見直しに関する意見募集に提出されたアップルジャパンの意見が載っていますので紹介したいと思います。
以下引用
4 アップルジャパン(株)

知的財産戦略本部

「知的財産推進計画2006」の見直しに関する意見募集への応募

P102
(4)私的使用複製について結論を得る
に関する意見

[結論]
科学的且つ客観的証拠に基づかない理由に依る私的録音録画補償金制度は即時
撤廃すべきである。

理由1
そもそも、著作物の私的複製により著作権者団体は常日頃、文化庁審議会の場等
で私的複製により権利侵害を被っている旨を主張しているが、その論には科学的且
つ客観的証拠は存在していない。同一家庭内に置いて、その一家族構成員が購入
した著作物と全く同一の著作物を更に2枚3枚と購入する事は非現実的事象であ
る。当然の事ながら著作物を販売している音楽レーベルは事前に承知していると考
えるのが自然であり弁証法的観点からも帰納的である。
即ち、黙示の承認があるのだから私的複製にから更に料金の徴収を図るのは二重
課金にあたり著作権者の要求は不合理である。米国ではFirst Sale Doctrineの名の
下、著作物は販売した時点で「売り切り」であるとの考えが定着し且つ国際標準とな
っている。


理由2
そもそも、仮に私的複製により権利侵害を被ったと主張するなら、その全ての原因は
複製防止技術を備えていない著作物パッケージを製造販売しているレーベルに有
る。自ら製造販売している製品の不備をハードウェア会社に対して責任転嫁するの
は無責任且つ自己中心的な姿勢である。よって、もし私的複製に依り権利侵害が行
われているとの主張を継続するなら即時に複製防止措置の付いた著作物パッケー
ジを製造販売すべきである。


理由3
2005 年度に開催された私的録音録画補償金制度議論を行った文化庁審議会法制
問題小委員会並びに2006年度から開始した同庁私的録音録画小委員会にて両小
委員である、土肥一史氏 一橋大学教授、松田政行氏 青山学院大学教授/ 弁護士
が頻繁に補償金制度存続の論理的根拠とする「国際基準」なるもので、WIPO、ベル
ヌ条約の基準が取り上げられるが、両名氏は事実誤認を繰り返している。そもそも、
WIPOに加盟している184ヶ国の内、補償金制度を携帯機器に対して導入しているの
は僅か11ヶ国つまり、6%に過ぎない。更に、ベルヌ条約批准163ヶ国の内、僅か7
カ国つまり4.3%しかiPod等の携帯機器に課金していない。依ってもし「国際基準」に
日本が合致するのなら約95%の国がとっている「補償金制度廃止」が「国際基準」で
ある。法律家である両名氏が意図的に著作権者団体の意向にそった事実無根の詭
弁を弄するのは真摯な著作権行政を審議すべき同場所で不適切であり、国家国民
を愚弄する存在であると言わざるを得ない。
上記の事実を事前に承知しながら両名氏を同委員会委員に意図的に任命した文化
庁著作権課の責任は重大でありその結果責任を取るべきである。就中その中心的
存在であった吉川晃前著作権課長、甲野正道現著作権課長の責任忌避は免れな
いと考える。


理由4
IFPI(国際レコード産業連盟)の2007年度Digital Music Reportに記載されて居る様
に、iPod ユーザーは一般ネットユーザーの3倍有料コンテンツサイトから毎月コンテ
ンツを購入している。また、同レポートで有料コンテンツサイトを理由する支持理由
50%で、これが一番多い理由である。即ち合法サイトでコンテンツ購入要因となってい
るのが携帯型ハードウェア機器であると明言している。よってiPod等のハードウェア
機器がユーザーの違法コンテンツを流通させるP2Pサイトへの流れを防止し有料サ
イト、即ちiTunes Store 等へと導いていると、レコード産業連盟の総纏め役である
IFPI(国際レコード産業連盟)が報告書で断言している。よって日本レコード協会、日
本芸能実演家団体協議会、日本音音楽作家団体協議会、日本民間放送連盟が主
張の拠り所にしているiPod等のハードウェア機器が権利侵害の元凶
であるとする意見は事実無根である所か事実は寧ろiPodこそが有料かつ合法的な
コンテンツ流通の最強の推進役となっている事実を認識すべきである。自己撞着を
生じさせている日本の著作権者団体は非を認め傲慢不遜な主張を即時停止すべき
である。著作権者団体の自己中心性こそが日本のコンテンツ流通を阻害し消費者の
選択肢を狭小化させ、IT業界の生産性を棄損している主要因である。


理由5
アップル社のiTunesを通して販売されている楽曲は累計20億に及び昨年2006年
度だけでも12億曲を販売した。一日の楽曲販売数は500万曲に及ぶ。音楽以外に
も、音楽ビデオ、TV番組、映画、オーディオブック、ゲーム、ポッドキャストを販売して
いる。アップル社は世界最大のデジタルコンテンツ流通企業である。iTunesからの売
上から世界で最も著作権料を著作権者に納付している企業である。アップル社こそ
が最もコンテンツ業界に貢献している企業の一つであると自負している。今後は、著
作権者、消費者、政府、機器メーカーが共に協力しコンテンツ業界の発展へと貢献
出来る事を願う。



[総括]

文化庁著作権課に依る一方的な行政運営には理解不能である。徒に著作権者団体
の意見のみを汲取り消費者、機器メーカーの立場は無視し続けている。アップル社
を私的録音録画小委員会から閉め出し、欠席裁判で物事も決める閉鎖的な体質を
持つ文化庁の典型的な隠蔽体質を良く表している。平成19年3月27日、文化審議
会 著作権分科会私的録音録画小委員会にても多くの小委員会委員が補償金制度
の必要性の根幹の議論提示をしたにも関わらず、作為的に「私的録音録画問題に
関する検討の進め方(案)」から削除するなど鼻から「結論ありき」の審議会運営をす
る著作権事務局には真摯な姿勢は微塵も感じられず、もはや公平公正な著作権行
政を運営する適切な省庁とは言い難く、速やかに著作権行政を他の省庁に移管す
ることを強く望む。

以上
これを読んでまず感じる事は、iPodなどの携帯音楽プレーヤーに対する補償金を論議するのに一番売れているメーカーの意見を聞かず、著作権者団体をずらりと揃えて論議するとは、いったい何なのでしょうか。
都合の良い学者を有識者と称し呼ぶのは、官僚のいつもの手ですね。
海外ではとか言って出してくるのは、都合のいい外国ばかり。
EUの中でさえ、補償金制度の統一など出来てないじゃないですか。
消費者として海外を言うなら、再販制度なんてやってCDを2倍の値段で売りつけてるはどこの国です?

文化庁からJASRACに天下りしている時点で、公平な論議など望むべくも無いのですけどね。
天下り先の利益になる著作権行政を文化庁が行うなど、アップルが主張するようにどだい無理な話ってもんです。
一刻も早く、まともな論議が出来る体制にしてください。
マスコミも文化庁のご機嫌ばかりうかがってないで、少しはこの問題を報道する所は無いんですか。
リンクを張る行為は本当に犯罪の幇助行為になるのか? - GIGAZINE
痛いニュース(ノ∀`):画像ちゃんねるに続き「VIPろだ」「がむしゃら」「カサマツさん」など大手アップローダーサイトが閉鎖
たけくまメモ : 【著作権】とんでもない法案が審議されている
痛いニュース(ノ∀`):ネット上にデータを保存するサービスはすべて著作権侵害で違法

このような最近の出来事を見ていると、近いうちに日本から大量のネット難民が出てアメリカとかのまともな国のサービスに移住してしまい、大半の日本のネットサービスは海外に拠点を置くか廃業するかの選択を迫られる事に成りそうです。
ストレージサービスなど今から始める企業は日本にはないでしょうし、メールや掲示板、ウェブサイトやBlogなども日本ではいつ潰されるか判らないので運営出来なくなってしまいますね。

ちなみに上のリンクにあるネット上にデータを保存するサービスはすべて著作権侵害で違法で『アップルの「.Mac」もみーんなまとめて「著作権侵害で違法」』と書かれていますけど、「.Mac」は日本にサーバーが無いはずですから、JASRACも手が出せないと思いますよ。
もう一つ、benliさんの所のイメージシティ事件に今回の判決文がリンクされていますので、興味の有る方はご一読を。

元々、文化庁やJASRACやTV局等のせいでアメリカに比べ随分不自由で遅れた状況の日本のネットが、さらに後退し崩壊へと向かうのを喜んで見ている国も有るでしょう。
こんな状況なのに、安倍さんのとこの知的財産戦略本部は、既得権益を守るに必死な人のたまり場みたいで役に立ちそうに有りません。
まあ昭和の時代、官僚と政治家が広告代理店やらTV局、新聞などと一緒に国民をコントロールし本当に知られたくない事を隠蔽して来れたのに、ネット時代に成ってそれが効かなくなりつつ有るのを苦々しく思っている人達でしょうから、期待する方が愚かって感じますけど。
むしろ今後規制開放へ向かわせるより、中国のように日本から海外への通信を規制するネット鎖国をし、さらにネットに流れる物を検閲する事で、自分達の利権を守りたいのが本音でしょう。

このまま放っておくと、どんどん状況が悪くなりそうな事だけは確かですね。
痛いニュース(ノ∀`):JASRAC、勝訴…ネット上に音楽データ保存できる「ストレージ」サービスに、「著作権侵害」判断
スラッシュドット ジャパン | 個人用ネットストレージサービスは著作権侵害との判決

自分の持っているCDなどの曲をネット上に保存して、自分の携帯電話だけにダウンロードして聞けるサービスをJASRACが著作権侵害と訴えた結果、東京地裁(高部真規子裁判長)が著作権侵害を認める判決を出した、との情報です。

要するに、凄い儲かっている着うたフルの邪魔をするのが気に食わないからJASRACが訴えたのを、この高部真規子って裁判長が認めたって事ですかね。
訴訟で同社は「実質的にデータ複製や送信をするのはユーザー自身。不特定多数への
送信はしておらず、著作権は侵害しない」と主張したが、判決は「システムの中枢に
なるサーバーは同社が所有、管理しており、同社にとってユーザーは不特定の者。
複製と公衆(不特定多数)への送信の行為主体は同社だ」と判断。協会の許諾を受け
ない限り、著作権を侵害すると認定した。
これを見るとこの裁判長、ネットとか判っているのでしょうか?
パソコンを自分で使えない人なんじゃないかと思ってしまいます。

これが著作権侵害ならば著作物をネット上に置く場合、すべて権利者の承諾が必要と成りますね。
日本のストレージサービスを全滅させる判決です。
JASRACといいこの裁判長といい、時代から取り残された考え方だと思いますよ。
日本のネットを潰して楽しいのでしょうかね。
INTERNET Watch:文化庁、「誰でもできる著作権契約[入門編]」開設

記事よりも下の関連記事に「文化庁の著作権サイトが知的財産権侵害? Mac OS Xのアイコン画像盗用か」が有るのに受けてしまいました。

ついでに言わせていただきますが、文化庁がまず著作権管理団体への天下りを止めてからこの様な活動をしたらいかがでしょうか。
現状では、クリエーターを守りたいのか、自分達の天下り先の収入が心配なのか、判りかねます。
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