ポッド・キャスティング,番組単位での許諾が可能に---JASRACの活動報告より - 産業動向オブザーバ - Tech-On!
JASRACがiPodなどの私的補償金2年間見送りの後も、ますます自分達はなにもしないで集金出来る仕組みを作ろうと活動しています。
ここ萌え | またまたJASRACが喚いています…
こちらで取り上げられている著作権保護期間を現在の「作者の死後50年」から、70年に延長するのもJASRACが要求しています。
作者本人の死後70年も遺族とJASRACは著作権と言って集金したい訳ですか。
ここで4月の末に出された知的財産推進計画2006の策定についての中に有るAppleの意見を引用しておきましょう。
(見やすい様に改行は修正しています。原文は144ページから146ページ)
本来監督すべき文化庁が私的補償金や著作権保護期間延長によって利益を得るJASRACに天下っていっては、一般ユーザーに取って良い方向に向かう訳が無いでしょう。
実際こんな話もすでに出ています。
コデラ ノブログ: 補償金問題セカンドステージ [ITmedia +D Blog]
私的補償金問題を論議するのに音楽を購入する側の意見は無しですか。
日本ではCD1枚買うのに国産ならば輸入品の2倍の価格を払わなければ購入出来ないのはご存知でしょう。
そしてこれはあまり言われていませんがコンサートチケットの価格も日本はとても高額です。
音楽を聴く為に一般の人がこれだけお金を払っているのに関わらず、多くの音楽をやっている人の生活は何故か豊かでは有りません。
何かがおかしいと私は感じています。
JASRACがiPodなどの私的補償金2年間見送りの後も、ますます自分達はなにもしないで集金出来る仕組みを作ろうと活動しています。
「iPodだけでなくパソコンも含め,私的録音への対応を考えたい。パソコンはオーディオ専門機ではないが,音楽配信サービスの利用実態に着目して補償金の対象としたい」(常務理事の泉川昇樹氏)とした。JASRACでは2006年4月より検討を開始しているという。こんな事が通ってしまうと音楽が入れられる携帯電話なども課金を要求して来るでしょうし、まったくどこまで何もせずに金を集めたいのかと思ってしまいますね。
ここ萌え | またまたJASRACが喚いています…
こちらで取り上げられている著作権保護期間を現在の「作者の死後50年」から、70年に延長するのもJASRACが要求しています。
作者本人の死後70年も遺族とJASRACは著作権と言って集金したい訳ですか。
ここで4月の末に出された知的財産推進計画2006の策定についての中に有るAppleの意見を引用しておきましょう。
(見やすい様に改行は修正しています。原文は144ページから146ページ)
知的財産推進計画2006に盛り込むべき政策事項に関して以下の事を提案し請願致します。まったくもってその通りと思いますけど、この中でも1の4)に有るJASRACが文化庁の天下り先だって事をまず最初に是正しなければ満足な論議が出来ないですね。
1.私的録音録画補償金制度の廃止
この制度は発足時も含め制度自体が非常に粗雑な仕組みであり、公平、公正さに欠けている。事由は以下の通りです。
1)私的録音録画行為を行わない者に迄課金をしている。
2)私的複製=補償金の合理性がない
3)補償金は権利者への加重支払いとなる(レコードレンタルをした場合消費者は、著作権料、レンタル料-権利者団体へ納付と2重支払いになり、補償金をハードウェア機器、CDメディア等に課す事で更に課金され3重支払いとなる)
4)徴収する団体が文化庁の天下り先機関(SARAH理事兼JASRCA理事長吉田 茂氏 元文化庁長官/同庁著作権課長)であり、政府による公正な行政権行使とは言い難い。
5)補償金を課す事はデジタルコンテンツ流通促進のインフラ基盤であるハードウェア機器値上げにより、デジタルコンテンツの流通促進を阻害する。
6)5)の結果P2P(無料コンテンツファイル)へ消費者が流れ、結局、一円も著作権料を得られず、その影響は権利者自身が一番損害を被る。
7)IT機器によるDRM(デジタル権利保護)により複製は制限されている。
以上の観点から私的録音録画補償金制度は不要な制度であると考え、迅速に著作権法から撤廃する事をお願い致します。
2. 再販売価格維持制度に関して
公平公正な市場形成を国是とする日本に置いて、一部商品だけ例外的な処遇を行うのは法の平等主義に反する。
公正取引委員会は早急に著作物の特殊指定扱いを廃止すべきであると考えます。もし、日本が真摯に日本のコンテンツ流通促進を世界へ向けて発信すると考えているなら、世界に類例の無い同制度は、世界中の政府は勿論、同コンテンツを流通する関係業界、消費者の理解と支持を得る事は不可能と考えます。地域による格差解消のためとの論がありますが、日本は全国普くブロードバンド、光ファイバーが敷設されているITインフラ大国であり、デジタル配信により現行の流通制度の地域格差は全く意味の無い課題
であり、既に物理的には解消済みです。問題の核心はコンテンツ業者がIT業界に協力して普及促進する真摯な姿勢があるか否かであると考えます。一日も早い同制度撤廃を望みます。一日遅れればそれだけデジタル流通インフラに関して他国と格差が広がる一方になると予測致します。そして、ドッグイヤーと謂われるIT業界ではその格差拡大の速度は甚大であると考えます。
本来監督すべき文化庁が私的補償金や著作権保護期間延長によって利益を得るJASRACに天下っていっては、一般ユーザーに取って良い方向に向かう訳が無いでしょう。
実際こんな話もすでに出ています。
コデラ ノブログ: 補償金問題セカンドステージ [ITmedia +D Blog]
私的補償金問題を論議するのに音楽を購入する側の意見は無しですか。
日本ではCD1枚買うのに国産ならば輸入品の2倍の価格を払わなければ購入出来ないのはご存知でしょう。
そしてこれはあまり言われていませんがコンサートチケットの価格も日本はとても高額です。
音楽を聴く為に一般の人がこれだけお金を払っているのに関わらず、多くの音楽をやっている人の生活は何故か豊かでは有りません。
何かがおかしいと私は感じています。
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この記事へのコメント
凄いですね、この人たちは。音楽が再生できる可能性のあるものは全てターゲットにするつもりですかね。
そのうち、アーティストのモノマネをとてもうまくやる芸人さん達までも対象にするのでは(笑)
でも、このあたりの状況は、結局、著作権者(アーティスト)が総出で避難なり提案なり運動を起こさないと、なかなか変えられないかも知れませんね。PSE法を緩和させた坂本龍一さん達のように。
そのうち、アーティストのモノマネをとてもうまくやる芸人さん達までも対象にするのでは(笑)
でも、このあたりの状況は、結局、著作権者(アーティスト)が総出で避難なり提案なり運動を起こさないと、なかなか変えられないかも知れませんね。PSE法を緩和させた坂本龍一さん達のように。
2006/05/19(金) 15:17 | URL | MacUser Pro #-[ 編集]
日本のアーティストの人達ってアメリカとか違って組合とか無いですからね。
佐野元春さんぐらいにならないと大きい所には逆らえないのが現状でしょう。
佐野元春さんぐらいにならないと大きい所には逆らえないのが現状でしょう。
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