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iPod課金などに関するパブコメ開始

ここでは、「iPod課金などに関するパブコメ開始」 に関する記事を紹介しています。
「文化審議会著作権分科会私的録音録画小委員会中間整理」に関する意見募集の実施について

「文化審議会著作権分科会法制問題小委員会中間まとめ」に関する意見募集の実施について

いよいよ10月16日から11月15日までの期間、iPod課金などに関するパブリックコメントが開始されました。
取りあえず簡単に今回募集されている内容の問題点を書いていきます。

では、まず上の項目の補償金問題から。
何も意見を送らないと、著作権著作権と叫んでいる団体と文化庁の思う通りにiPodや携帯電話、パソコンにまで補償金が課せられ、CDなど売れなくてもiPodやパソコンや携帯電話が売れただけで著作権だ補償金だと言っている団体にお金が入る仕組みを作られてしまいます。
しかも、それらのお金は全額本当に音楽を作っている人に分配される訳ではなく、全く分配されない人も数多く居るのが現状です。
全く音楽を入れていないパソコンや携帯電話にも補償金を取られる事態も多数考えられ、iPodに関しても英会話の教材など音楽と関係ない所で使われている物までも補償金の対象となるでしょう。
保証金の返還請求に関しても、現在の仕組みでは全く機能していないと言っていいと思います。
また、自分で購入した音楽をパソコンに取り込んだりiPodで聴く事が、どんな不利益を権利者に及ぼしているのか全く理解出来ません。

また著作権違反の音楽や動画などをサイトからダウンロードしただけで違法とする、とんでもない法律が作られようとしています。
こんな物が通れば、YouTubeやニコニコ動画を見ている人は皆犯罪者になりかねません。
日本のネットを役人がいつでも規制出来るようにしたいのでしょうか。

下の項目は同人誌などを簡単に絶滅させられる著作権の非親告罪化の問題が含まれています。
要するに権利者が訴えなくても警察が独自で著作権を取り締まれるので、コミケとかに警察が踏み込めば逮捕者続出でしょう。
動画サイトなどのネット上で宣伝になるからと権利者が黙認していたような物でも、警察独自の判断で取り締まりにあう可能性が有ります。
時々有るわいせつ物の取り締まりと同じように、警察のその時のさじ加減でこのような取り締まりが行われれば、とても創作活動などやっていられませんね。

繰り返しますが何も意見を書かないと業界団体と文化庁の思う通りに事が運んでしまいます。
そうなってから文句を言っても、もう手遅れです。
何としても利用者の事を全く考えない、このような法律が出来る事に反対の意見を出していきましょう。

また、現在の参議院の勢力を考えると、野党側の議員にこの法律を何とか阻止して欲しいと期待しますが、どれ位の議員が動いてくださるか未知数です。
地元の議員にお願いしてみるのも一つの手だと思っています。
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