ソフトバンクのiPhone 3GサイトにあったYouTubeとGoogleマップへの速度制限の項目が修正されています。
iPhone 3Gでのインターネット接続において、大量のデータ通信を伴うような特定ウェブサイトへの接続について、通信速度を制限する場合がありますので、予めご了承ください。
現在はこのようになっていますがアップされた当初は。
iPhone 3Gでのインターネット接続において、大量のデータ通信を伴うような特定ウェブサイトへの接続について、通信速度を制限する場合がありますので、予めご了承ください。
※以下のアプリケーションを利用した場合に通信速度の制限を行う場合があります。(2008年7月11日現在)
・YouTube ・Googleマップ
このようにサイトの指定が有りました。
この変化を見ると、いつでもほかの「ニコニコ動画(夏)」などのサイトを追加できるようにしているように思えます。
それともう一つ、ソフトバンク広報のコメントがITProに載っているので見てみると。
「パケット定額フル」に関する注意書きによれば,iPhone 3Gで大量のデータ通信が必要な特定のWebサイトへの通信速度を制限する場合があるとしている。「ネットに負荷がかかる非常識な使い方を防止する」(ソフトバンク広報)ための措置だという。
この見解と当初アップされた項目を照らし合わせると、iPhoneでYouTubeやGoogleマップを利用するのは「ネットに負荷がかかる非常識な使い方」とソフトバンクが考えていると捉えられますが、どうなのでしょうか。
元はと言えば、ソフトバンク側のインフラの不安から出た規制だと考えられるのに、使うユーザー側を悪者にするのならそれは間違っていると思います。
今回の修正が、YouTubeとGoogleマップを普通に使う事への速度制限を止める修正ならば話は別ですが。
○ ニコニコ
仮にiPhoneが他キャリアから発表されていたとしても
同じようにインフラ不安をおぼえて対応すると思いますよ。
後手後手の対応になれば非難は強まるだろうし、
通常サービスに支障を来すようであれば致命的ですから。
携帯に限らず、大手プロバイダは昨今の通信料増大に対して制限を検討していますよ。
ましてや携帯の限られた帯域ではなおさらですね。
KDDIもそういった報道があったと思います。
「弊社の回線が細いため、一部コンテンツの利用時に帯域制限を行います。全てのお客様に平等にご利用頂くための措置ですのでご理解下さい」とかならよかった?
「ネットに負荷がかかる非常識な使い方」をされるユーザーが出てくると予想されますので、
定額ではなく完全従量制とさせていただきます。とかならよかった。
「以下のアプリケーション」と書かれているように、
iPhoneでは「YouTube」「Googleマップ」の2つはウェブサイトではなく、
アプリケーションとして提供されています。
ブラウザの通信を制限している意図は(現時点では)ないと思います。
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