iPhoneの料金プランに対して「パケット定額を任意にしろ」とか「下限上限のあるパケットし放題にしろ」とか声を上げている方もいらっしゃるようです。
そんな方の参考に、11日に購入したiPhoneのパケット料金を公開。
これ、ウェブやマップを見たりメールを受信したぐらいです。YouTubeとか見てません。しかも、受け取ったのがお昼過ぎですから実質1日半で25,000円突破。これがパケット定額じゃなければこんなの恐ろしくて使えません。
もしSoftBankがパケット定額を任意にしてたら大儲けでしょうし、1,000円?7,000円ぐらいのパケットし放題にしていても今の料金よりも利益が上がったと思います。
私はSoftBankのプラン発表前から、パケット料金は3,000円ぐらいからの段階制が良いと思っていました。
そうすれば購入を検討している人に割安感を感じさせることが出来て、かつ殆どの人がすぐに上限までいくでしょうから利益が減る事は有りません。
でも、SoftBankはそうしなかったのは何故なのでしょう。あまりに多くの人が購入に走るのを好まなかったようにも思えます。
その理由としてすぐに思いつくのが、Appleから供給されるiPhoneの数が少ないとはじめから判っていたと言う事です。
ある程度の品不足はむしろ購入意欲をアップさせるものの、あまりに購入希望者と供給数がかけ離れていると批判の声も大きく成りますでしょうから、それを避けたかったのではと。
もう一つ考えられるのは、普通に使っているだけで大量の通信量を発生させるiPhoneに対し、SoftBankのインフラが耐えられないと判断した為にユーザー数を制限したかったのではと。
実際に通信速度の制限も事前に発表されていますし、これも有りそうですね。
最後にもう一つ、眠っているドコモを起こしたくないのではとも思えます。
SoftBankとiPhoneの販売を争ったドコモは、結局いままでの日本の携帯の仕組みを守ろうと思う人の勢力が強かった為にiPhoneをみすみす逃してしまいました。
でも、iPhoneがもの凄く売れてドコモから大量の顧客が流出する事態になれば、頭の固かったドコモの上層部も考え直すかもしれません。
そうなった時に一番困るのは、せっかく虎の子を独り占め出来たSoftBankなのです。
今眠っているドコモを起こさないように、一度に大量の顧客を奪うのではなく少しずつドコモから削って行きたい、そんな事をSoftBankの中の人は考えているのではとも思えます。
こんな理由でプランがパケット定額フルのみでしかも強制になっていると思うのですが、正解していますでしょうか。
それから今後もしiPhoneの新規契約者数が落ちてくる時がくれば、下限料金のあるパケットプラン追加もあり得ると私は考えています。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)